役立つレンタカー情報

都道府県を越えた渋滞情報を提供する「オンデマンドVICS」を皮切りに、IPCのユーザー車両から渋滞情報を収集し、それをまとめて提供する「PMVICS」、世界初の渋滞予測システム「I渋滞予測情報」など、渋滞回避機能を矢継ぎ早に投入している。

またカーナビの地図を無料で更新するサービスや、駐車場のリアルタイム満車空車情報、独自のロードサービス「QQコール」などを展開する。 IPCはテレマティクスもクルマの一部という方針をいており、QQコールなど付加価値の高いサービス以外は基本料金無料で提供されている。
PのANは本体内に通信モジュールを内蔵し、常に外部ネットワーク上の専用サーバーと常時接続されている通信カーナビである。 クルマに搭載する本体側にDVD‐ROMやハードディスクといった記憶装置を持たず、地図情報からルート検索プログラムまで、すべてが外部ネットワーク上のサーバーにある。
地図やソフトウェアの更新はサーバー上で行われる。 ユーザーは常に最新のカーナビサービスが利用できるという仕組みだ。
また5分間隔で更新される駐車場の満車空車情報など、通信機能を生かし、リアルタイム性を重視したコンテンツも多数用意されている。 ANはPにとって、DVD‐ROMやハードディスクを使う従来型カーナビとは違うまったく新しいジャンルの製品だ。
Pの狙いは、端末側はシンプルな構造にして低価格化する一方で、カーナビやテレマティクスサービスで利用料を継続的に徴収するビジネスモデルを市販カーナビの世界に定着させることだ。 現在のANは、KDから調達する通信モジュールが高価なため、本体価格が1万円を切ることができず、狙いどおりのビジネスが展開できていないという。
しかし、テレマティクスサービス自体は年1〜2回の大幅なバージョンアップで進化しており、ここで培った通信型のサービスやコンテンツは、次期ANや従来型カーナビで生かされていくだろう。 自動車メーカー系の第2世代テレマティクスが第1世代と大きく異なるのは、自動車メーカー純正カーナビの標準機能として設定され始めていることだ。
純正カーナビとして端末が広がることで、テレマティクスの潜在市場は拡大した。 対する、市販カーナビメーカーは、Pを除けばテレマティクスには及び腰だ。
ユーザーニーズの立ち上がりにはまだまだ時間がかかることが予想され、そのうえさらに設備投資が必要だからだ。

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